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ボーカリストにお役立ち

カッコイイ裏拍で歌うための簡単リズム感アップ法3選

2020年11月6日

踊る男女

 

さくらだくん
さくらだくん
きのう知り合いのバンドを見に行ったんだけど、ぶっちゃけボーカルがイマイチでさ。
声質も音程も良かったのに、なんでだろう?
ソメイP
ソメイP
それはリズムの問題かもしれないよ。
楽器演奏にはもちろん、歌にもリズム感は絶対に欠かせないからね。
さくらだくん
さくらだくん
でも、リズム感がいいって生まれつきじゃないの?
ソメイP
ソメイP
たしかにセンスの良い人は存在するけど、リズム感は誰でも、大人になってからだってきたえることができるものだから大丈夫。

 

 

歌のリズム感が良い人・悪い人

歌のリズム感は、ボーカリストの必須スキルです。

にもかかわらず、特に初心者ボーカリストにありがちなのが、音程を合わせることだけに気を取られてリズムがおろそかになるパターン。

しかし、ミュージシャンの間でよく「ノリ」とか「グルーヴ」とか言われる音楽の心地よさを出すには、基本となるリズム感が欠かせません。

 

という話をすると「自分にはリズム感がないからダメだ」と言う人がいますが、あきらめる必要ナッシング!

大人になってからでも、リズム感を良くすることは可能です。

 

 

音楽の聴き方

あなたはふだん音楽を聴いているとき、何の音を中心に聴いていますか?

歌にリズム感がない人はボーカルパートのみ、またはギターやキーボードといった、ソロのあるような目立つ音だけを聴きがち。

リズム感の良いボーカリストは、“リズムセクション”とか“リズム隊”と呼ばれる、ドラムやベースなどのリズムパートを重点的に聴いています。

 

また練習のときも、歌のリズム感はバックの演奏と合っていることが基本ですが、リズム感の悪い人は自分の音程や発声の仕方にばかり気を取られています。

音程の練習以外、ましてやステージ本番は伴奏を含めた全体の音を聴きましょう。

 

 

裏拍への意識

歌のリズム感が悪い人は基本的に、裏拍うらはくが取れていません。

 

たとえば、ポップスやロックといった音楽の基本リズムは8ビート。

つまり、4/4拍子びょうしなら1小節に八分音符はちぶおんぷが8つ入るのですが、

 

歌のリズム感が悪い人の多くは、これを表拍(1・3・5・7拍目)で取るくせがついています。

 

8ビートのリズムは裏拍(2・4・6・8拍目)。

ポップスやロックなどの音楽をやるうえで、裏拍は基本中の基本です。

ふだんから音楽を聴くときは、裏拍を意識して聴きましょう。

 

 

ソメイP
ソメイP
そもそも日本人は昔から裏拍が苦手って言われていて、西洋がルーツの音楽で裏拍が取れないのは人種として自然なこと。
いまはまだ、上手に裏拍が取れなくても落ち込む必要はないよ。

 

 

身体全体でとる

身体を使ってリズムを取ったことがないため、歌のリズム感が良くならないパターンも多く見かけます。

 

ただでさえリズムが苦手な日本人が直立不動で歌っていても、リズム感は身につきません。

文字通り、リズム感を“身につける”には身体全体でリズムを取ることが大切。

手拍子や足踏みをしたり頭を振ったりして、全身でリズムを取りましょう。

シンプルに音楽を楽しむ意味でもおすすめですよ。

 

 

 

リズム感チェック

ここまで、リズム感の良い人と悪い人の違いを説明してきましたが、実際に自分がリズム感が良いのかどうかは、なかなか自分では気付きづらいもの。

ぜひこの機会に、あなたのリズム感をチェックしましょう。

 

 

リズム感チェックの準備

まずはメトロノーム、またはメトロノームアプリを用意して、BPM=120(1分間に120回カツカツという音が鳴ります)に設定してください。

 

先ほどは八分音符はちぶおんぷで説明しましたが、今回は四分音符しぶおんぷです。

まずはウォームアップから。

 

上の4つの四分音符を、メトロノームに合わせて繰り返し手拍子してみてください。

1・2・3・4・1・2・3・4…

 

メトロノームとぴったり一致するように叩くのも、意外と難しいのではないでしょうか?

 

 

さくらだくん
さくらだくん
楽勝!楽勝!

 

 

リズム感チェックをしよう!

さて、ここからがリズム感チェック本番。

次は、先ほどの4つの四分音符のそれぞれの真ん中に、「と」を入れて数えます。

この「と」が入るところが、前項でも説明した裏拍です。

1 2 3 4 1 2 3 4

 

この「と」のタイミングで手拍子を繰り返してみましょう。

3分間続けてみてください。

 

最後まで正確に裏拍を叩くことができましたか?

明らかにズレてはいないけれど、「ズレたかも…」と不安を覚えた人もいるでしょう。

しかし、それでは残念ながら優れたリズム感の持ち主とはいえません。

 

 

ソメイP
ソメイP
それでは、今すぐリズム感をきたえてワンランク上のボーカリストになりましょう!

 

 

 

簡単リズム感トレーニング3選

リズム感のきたえ方はいろいろあります。

自分に合った方法を見つけて続けることが大切で、続けるうちに必ずあなたのリズム感はレベルアップします。

また、ここには載せていませんが、アフリカン・アメリカン系(黒人)のボーカリストの歌を完コピするのも、リズム感をきたえるのに効果的です。

 

 

①メトロノームでトレーニング

メトロノームを使ったリズムトレーニングは、基本中の基本です。

管理人ソメイが、昔ボイトレ教室で教わったのもこのやり方でした。

 

内容はいたってシンプル。

先ほどのリズム感チェックでやった裏拍の手拍子を、トレーニングとして続けるのです。

チェックはBPM=120という早いテンポでしたが、トレーニングではBPM=60くらいからはじめて、できるようになったら70・80…とテンポを上げていきます。

またチェックは3分間でしたが、これも慣れてきたら1分ずつ長くしていって、10分くらい正確に裏拍が叩けるようになるのを目標にしてください。

 

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②好きな音楽聴き「ながら」トレーニング

これは、ソメイ自身が長く続けているトレーニング方法。

そのむかし先輩にすすめられて、今でもよくやっています。

 

それは、外出時に好きな音楽を聴くときに、その音楽に合わせて歩くという単純なもの。

「左足が表、右足が裏」というふうに表拍と裏拍をどちらの足で踏むかあらかじめ決めておいて、その通りに足を踏みます。

 

するとあら不思議!

まるでその曲のレコーディングに、ドラマーとして参加しているような気分に。

身体を使って音楽にノッていると単純に楽しいので、トレーニングというより音楽の楽しみ方のひとつとしてもオススメできます。

 

 

③音ゲーでトレーニング

ゲームの中にも、楽しくリズム感をトレーニングできるものがたくさんあります。

いわゆる「音ゲー」と呼ばれるジャンルで、ゲームセンターで流行った「太鼓の達人」や「ダンスダンスレボリューション」あたりなら、やったことがある人も多いのではないでしょうか?

 

しかし、ゲームセンターに行かなくても、スマホのゲームアプリならいつでも気軽に音ゲーが楽しめます。

しかも無料で。

遊びながら楽しくリズム感をきたえましょう。

 

 

さくらだくん
さくらだくん
よぉーし、おいらも今日からトレーニングして歌のリズム感を良くしちゃうぞ!

 


 

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