解散前に嵐が楽曲制作と、プロデュースまでしてもらってたよね。
いいな～…おいらもブルーノにプロデュースしてほしいよぅ…。
そんなわけで、今回はブルーノ・マーズについてご紹介します。
ブルーノ・マーズの生い立ちからデビューまで
ブルーノ・マーズといえば、これまでにリリースした3枚（アンダーソン・パークとのデュオ「Silk Sonic」名義を含めると4枚）のアルバムを、すべてビルボードトップ3圏内に送り込んだヒットメーカー。
そんな彼のキャリアは長く、幼いころからハワイでは、ステージやテレビに出演していたベテランさんです。
“ブルーノ”も“マーズ”も本名じゃない？！
ブルーノ・マーズ（Bruno Mars / Peter Gene Hernandez）は1985年10月8日生まれ。
ハワイ出身です。
ドラマーの父親はニューヨーク出身で、プエルトリコ人と東欧系ユダヤ人のハーフ。
歌手でフラダンサーの母親は、フィリピン出身。
さらに叔父にあたる人も、パーカッショニストの傍らエルビス・プレスリーのモノマネタレントをしていた、という音楽一家。
いつも家の中には、エルビスやマイケル・ジャクソンの音楽が流れていたといいます。
そんな環境に育ったブルーノも、幼いころから両親や兄妹たちと一緒に、ナイトクラブのステージやテレビに出演。
叔父さんと一緒に、よくエルビスの曲を歌っていました。
1992年には子役として、なんとスクリーンデビューまで飾っています。
なお、「ブルーノ」という名前は小さいころ父親につけられたあだ名。
ずんぐりした赤ちゃんだった彼を、元WWE世界ヘビー級王者のプロレスラーになぞらえ、ブルーノと呼ぶようになったのだとか。
一方「マーズ」（英語で火星の意味）というのは、自分で名付けた芸名。
昔から、よく女の子たちに「ブルーノって別世界から来たみたい」と言われていたから、だそうです。
この方が↓↓↓“人間発電所”という異名を持つブルーノ・サルマンチノ。似てます？？
出典：WWE
ザ・スミージントンズ
幼いころから頭角を現していたブルーノは、その後も順調に成長し、高校卒業後L.A.に移住。
2009年にメジャー契約を結んでいます。
ここで彼がスゴかったのが、ソングライター＆プロデューサー・チーム「ザ・スミージントンズ」を結成したこと。
早くも同年に、フロー・ライダーのシングル『Right Round（ライト・ラウンド）』をプロデュース。
全米1位を獲得したことで、スミージントンズはいきなり人気チームの仲間入りを果たします。
翌2010年にはシンガーとして、B.o.Bのシングル『Nothin' on You（ナッシン・オン・ユー）』やトラヴィー・マッコイのシングル『Billionaire（ビリオネア）』にゲスト参加。
どちらも、文句なしのセールスを記録しました。
ゲスト参加といえば、2014年にマーク・ロンソンにフィーチャリングされたこの曲も、大ヒットしましたよね↓↓↓
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記録づくしの輝かしいキャリア
ヒットメーカーとして、スミージントンズが不動の地位を確立しつつあったブルーノ・マーズ。
すでに相当スゴイことですが、ソロとしてはここから本格始動するのです。
デビュー曲がいきなり全米No.1！
2010年に、『Just the Way You Are（ジャスト・ザ・ウェイ・ユー・アー）』でソロ・デビュー。
と思ったら、いきなりなんとビルボード1位を獲得！
およそ2か月後に発売した、第2弾シングル『Grenade（グレネイド）』も続く大ヒットとなり、その年の年間シングル売り上げ1位・2位を独占しました。
そして、勢いそのままデビュー・アルバム『Doo-Wops & Hooligans（ドゥー・ワップス＆フーリガンズ）』をリリース。
翌年の第53回グラミー賞では6部門でノミネートされ、「最優秀男性ポップ・ボーカル賞」を受賞しました。
デビューからわずか7か月というスピード出世です。
デビュー曲から期待通りのハイ・クオリティ↓↓↓
NFLハーフタイムショー
全米で毎年、1億人以上が視聴する国民的一大イベントといえば、アメリカンフットボールの決勝戦「NFLスーパーボウル」。
そんな大舞台の名物「ハーフタイムショー」に、ブルーノは2014年に史上最年少で出演しました。
スーパーボウルのハーフタイムショーというと、昔はトイレ休憩タイムでしたが、1990年代あたりからイベントの一部として盛り上がるように。
これだけのお祭りなので、出演できるのは人気スターの証です。
過去の出演者もマイケル・ジャクソンやマドンナ、ポール・マッカートニー、エアロスミス、U2、ケイティ・ペリー…挙げればきりがないほどの錚々たる顔ぶれ。
ちなみにブルーノは2年後の2016年にも、ビヨンセとコールドプレイとともにこの舞台に立っています。
出典：ELLEgirl
モンスターアルバム『24K Magic』
2度目のハーフタイムショーへの出演後、11月には4年ぶりとなる3rdアルバム『24K Magic（24K・マジック）』をリリース。
デビュー作や、前作『Unorthodox Jukebox（アンオーソドックス・ジュークボックス）』に比べて、自身の音楽の原点とも言うべきR&Bやソウル、ファンク色の濃い作品となりました。
このアルバムからも、メガヒットシングルを次々と連発しました。
こうして、彼のアルバムは3作連続でプラチナムセールスを記録。
2018年の第60回グラミー賞では、『24K Magic』とシングルカットされた『That’s What I Like（ザッツ・ホワット・アイ・ライク）』で、最優秀レコード賞を含む計7部門を受賞しました。
2017年の英ブリット・アワードでのパフォーマンス↓↓↓バックバンド「ザ・フーリガンズ」もファンの間では人気者です。
ゴリラも欲しがる2ndアルバム。
ノリにノッてる3rdアルバム。
ブルーノ・マーズの魅力
若くして音楽界のトップに上り詰めた天才、ブルーノ・マーズ。
彼の魅力は、どんなところにあるのでしょうか？
ジャンルを超えた音楽
ミュージックシーンに、まさにすい星のごとく現れたブルーノ。
ソングライティングとダンスパフォーマンス、どちらの才能もズバ抜けているのは、言うまでもありません。
が、さらにすごいのはR&Bやファンク、ヒップホップはもちろん、レゲエやロックに至るまで、さまざまなジャンルのイイとこ取りした音作りができるところ。
90年代のブラック・コンテンポラリーを彷彿とさせるセンスは、少なからず、彼の血筋による影響もあるでしょう。
そんなブルーノが、あらゆるジャンルの音楽ファンから支持されているのは、セールスをみても明らか。
これまでにリリースしたスタジオアルバム3枚すべてから、全米No.1のシングル曲を出していて、しかもそれらを自身でプロデュース。
アメリカ広しといえども、そんな人ほかにいません。
アップ曲は聴いててアガるし、しっとり曲はちゃんとエモい。
一途な恋愛
これまでに、ステキな恋愛ソングを何曲も書いてきたブルーノ。
プライベートでは、2011年から10年以上も（途中で一度別れたりもあったようですが）お付き合いしている女性がいます。
お相手は、モデルで女優のジェシカ・キャバン。
2人の出会いはニューヨークのホテルにあるレストラン。
たまたま近くの席で食事をしていたジェシカを見たブルーノがひと目ぼれし、声を掛けたことから交際に発展したのだそうです。
出典：25ans
以来、公の場ではグラミーの授賞式などに同伴したり、プライベートでもジェシカのインスタにブルーノが登場したり。
パパラッチに撮られる以外にも、ファンは2人のラブラブっぷりを目にしています。
いまのところまだ結婚のニュースは入ってきませんが、一途な恋愛を続けているのもブルーノの魅力のひとつですね。
アンダーソン・パークとタッグを組んだシルク・ソニックの、無敵のデビュー・アルバム。古きよきソウルのような楽曲が勢ぞろい。